半年間頑張ったおにぎり
先日、サークルの後輩から
「知り合いがひーこさんの記事のファンになっちゃって、ツイッターでフォローしたそうなのでよろしくお願いします」
という、光栄過ぎて「私そろそろ死ぬかな?」と思わずにはいられない連絡が来ました。
本当に、心の底からとっても嬉しかったため自慢させていただきました。
年が明けた頃から、こんな感じで嬉しい連絡をちらほらいただくようになりました。
この「嬉しい」と思う気持ちを分解してみた結果、おそらく
「自分が認めてほしいと思っていたことが認められた」ということが大事なのかな、と思いました。
私はもともとこれといった特技もなく、個性もなく、強いて言えばまわりに比べて声が小さいという言ってしまえば味のないおにぎりのような存在でした。
でも、そんなおにぎりにも、1つだけこだわりがありました。
文章を書くのが好きだということ。
私がwebで文章を書き始めたきっかけはサークルのサイトです。
ここでライターを始めたことに深い意味はなく、まあ書くからには「書くことが好き」というこだわりがブレないようにやろうというくらいの気持ちでした。
タイトルに戻ります。
『半年間頑張ったおにぎり』。
今から半年前というと、2014年の7月ですね。
この時期の私は、サイトの更新業務に必要なプログラミングの知識を詰め込んでいるところでした。
一足先にライターの仕事は始めていましたが、更新担当を引き継ぐ前と後で、明らかに記事の方向性が変わっているのはまわりにも言われます(というか最初はほんとにつまんない内容でした)。
ともあれ、私がwebコンテンツ、webライターという仕事、そしてPV数や拡散数といったものを意識し、活動を始めたのがこの頃です。
そう、つまりちょうど半年前がスタートでした。
ちなみに9月頃からライターインターンを始めて、様々な大人と出会い、プロのスピード感、責任感、自分自身の売り出し方、その他もろもろを目の当たりにしましたがここほんとに長くなるので省略します。笑
更新業務を引き継いだことで持てた俯瞰的な視点、そしてそれを持った状態でいちライターとして記事もたくさん書く。2つの仕事が相互的に作用し始めたことで、私はwebで文章を書く楽しさにはまりました。
毎回の記事が実験です。
真面目な記事とくだらない記事はどっちが見られるのか?
サムネイル画像の撮り方は?
このサイトで就活ネタは需要があるのか?
何より、自分に一番合っている方向性は?
実験、もとい執筆と検証を繰り返しているうちに、「味のないおにぎり」は、「文章を書く味のないおにぎり」になっていました。
そして、いろんな人に嬉しい感想をもらえるようにもなりました。
好きなことであれば頑張れる(というか単純に面白い)し、頑張っていれば半年なんてあっという間です。
「自分はこれだ!」というものを見つけたら、とりあえず半年取り組んでみる。半年の間、様々な方向からそのことにアプローチし、いろんな手法をためし、検証し、越えるべきライバルを設定し、越えられたり越えられなかったりする。
半年経つ頃にはきっと何かが変わります。
少なくとも、誰かが評価してくれるようにはなるはずです。
ちなみに取り組む内容はなるべく具体的な方が良いと思います。
「半年間で接客の神になる」というのは難しいですが、「半年間でレジ打ちの神になる」ならなんとかなりますし、希少価値も上がります。
また大学生にとっては「半年」って結構ちょうど良いスパンだと思います。
特に3年生はこれから約半年間、就活がありますよね。就活のかたわら何かを始めても良いかもしれない。
またはこれから大学を卒業するまでの約1年半で3つのことに取り組んでも良いかもしれない。
1年と聞くとちょっと重いけど、半年だったらなんだかイケそうな気がしませんか?