午前2時に書くブログ

大人になりたいようななりたくないような、誰かとお話したいようなしたくないような、あの感性を大事に。

キャパの広げ方

 

執事がほしい
 
と最近よく思います。


というのも、運悪く忙しい時期が重なり、12月前半のスケジュールがまずいことになっているからです。


 

実際のところ、忙しい生活は好きです。

なぜなら、それだけ多くの環境に自分の居場所を作れていると思えるからです。

サークルにはサークルの、インターンにはインターンの、「私が存在して良い場所」がある。

私はこの事実に、結構安心するようです。

 

 

さていつになく忙しい日々が続いていますが、1つ気付いたことがあります。

それは、忙しさによって消耗されるのが体力とは限らないということです。

 

たとえば、今月の頭に実際にあった一日なんですが、

打ち合わせ(2時間)→1Dayインターン→アポ取り→インターンミーティング(3時間)→打ち合わせ(1時間)

という日がありました。

ちなみに朝8時半に家を出て、帰ったのは深夜1時半です。

 

正直、こう書けば忙しそうに見えると思いますが、移動はほとんど電車。

そして、基本的には温かい部屋で座っての作業です。

 

なのにこの日、アポ取りを終えたあたりのタイミングで、

「ああ、なんか疲れた。もうダメかも」

と思ってしまいました。

(なので、ファミレスでパフェを食べて復活しました)


また、5分で終わるアポ取りをわざわざここに書いたのにも理由があります。

(ちなみにアポは取れませんでした)

 

忙しくて消耗されるのは、体力だけではありません。

「切り替えエネルギー」も、消費されていきます。


「切り替えエネルギー」というのは、環境ごとに自分を切り替える力です。

わかりやすい所で言うと、社会人にタメ口を使うわけにはいきませんし、ただの友達にビジネスライクを要求すると嫌われてしまうでしょう。

この日の私で言うなら、打ち合わせ時の自分、1Dayインターンに参加している学生としての自分、アポ取りをするライターとしての自分、リーダーとしてミーティングの進行を務める自分、そして打ち合わせ時の自分。

たった5分のアポ取りでも、それを行う時は学生の私からライターの私に切り替わらなければなりません。

 


冒頭で「忙しいことは、自分の居場所があるということ」と書きましたが、居場所ごとに自分に求められるものは異なります。
それらの切り替えが、意外と負担なようです。


さらに、1日に多くの予定がつまっていると、次の予定の時刻が近づくにつれて、それを意識しながら行動することになります。
ミーティングが白熱しているからといって、別の用事に遅刻するわけにはいきませんよね。

「次の予定は新宿で15時だから、14時半にはここを出なきゃで、そうなるとそろそろ・・・」

ってもう、考えただけでしんどいわ!

 


こういった頭の切り替え、そして切り替えに必要な調整。

忙しい生活をしていて疲れるのは、この作業があるからです。

 


よく「キャパを広げるためにいろんなことに取り組み、毎日駆けずり回っている」人がいます。


・・・この書き方をした時点でおわかりかもしれませんが、あまり共感はしていません。

予定を詰め込み、肉体の稼働時間を伸ばすことがキャパシティの拡張につながるわけではないと思うからです。


必要なのは、先ほど述べた「切り替えエネルギー」を、いかに温存するか。

夕方のきつい時間になってもこのエネルギーが残っていれば夜からの用事も乗り切れますし、うまくすれば家に帰ってからも清々しく一日の報告ができるでしょう。

 

私が常日頃Twitterなどで「執事がほしい」とぼやいているのはこのためです。

「何時何分の電車に乗ってどこへ行けば良いか」「何時までに何の仕事を終わらせれば間に合うか」
こういったことを、適切な時間に逐一指示してくれる存在がいたら、本当に楽だと思うんです。


執事というかマネージャーですね。

マネージャーほしい。

 

一見非現実的な願望ですが、それに近いものを叶えてくれる機能を先日見つけました。

 


googleカレンダーです。

 

googleカレンダーはweb上でスケジュール管理ができ、グループ活動での予定管理に適しているアプリです。

これを、自分の手帳として使うわけです。


余裕のある時に、なるべく細かく予定を打ち込んでおきます。なんなら、何時何分の電車に乗るかも。
さらに、作業の計画も入れておきましょう。
予定を書き込むのと同じ要領で、「10:30~12:30 サイト更新」といった具合です。


googleカレンダーの大きな特徴はここからです。

その時間の少し前になると、メールでお知らせしてくれるのです。
もちろん作業の計画も打ち込んであるので、「今サイト更新しておくと後が楽だよ!」という情報が来るわけです。

つまり、「さすがにマネージャーは手に入らないので、過去の自分をマネージャーにしちゃいましょう」ということです。

 

この機能、私みたいなタイプにはとても有効でした。

余計なことを考えなくてよくなった分1つ1つの用事に集中できるようになりましたし、
遅刻しそうになってバタバタすることなどもなくなりました。

 


ちなみにこれ、就活シーズンに結構お世話になる予感がしています。

「今日は授業の後A社で面接があって、隙間の時間にB社のES書いて、C社のことも調べておかないと・・・」
これを頭の中でやっていると、死にます。多分。

 

 


こうして予定の管理やエネルギーの節約は前より上手になりましたが、方向音痴の方もそろそろなんとかしなければと思っています(わりと壊滅的)。