『僕らがツイッターをやる理由』参加レポ
先日編集大学生のレポを公開したばかりですが、またまたイベントレポです。
11/6に下北沢B&Bで行われた、『僕らがツイッターをやる理由』というイベントに参加してきました!
こちら、最近ツイッターで若者を中心に人気急上昇中のカツセマサヒコさん(@katsuse_m)とさえりさん(@N908Sa)による対談イベントです。
落ち着け…ゲスいツイートしてリムーブされたときに「フォロワーが減った」と考えるからつらくなるんだ。「このツイートには3フォロワー消費した」って考えると、超必殺技をつかった気分になれる…。ゲスツイートは超必殺技なんだ…。
— カツセマサヒコ (@katsuse_m) 2015, 7月 20
好きな人と花火大会に行って、バンバーンと花火があがる中、袖を引っ張って「すき」と言ってみたけど「え?」と聞き返されてしまい「なんでもない!」と誤魔化しつつ内心しょんぼりしていたら、花火が終わって静かになった途端「おれも」ってニカッて笑って言われて、心の打ち上げ花火あげる夏にしたい
— さえりさん (@N908Sa) 2015, 7月 14
どちらも妄想ツイートが人気ということで、「2人ともフォローしてるよ!」って人も多いはず。そんな2人が、あの下北沢B&Bで(ツイッタラーはみんなB&Bが大好き)、一緒にイベントをやるなんてもう胸が熱くなるしかないです。
あと個人的にカツセさんはインターン先の社員さんでもあるので、「人前で喋る勉強になれば」という社会科見学的な意味合いもありました。
ちなみにイベントの概要はこちらが参考になるかと思います。
ツイッターイベントならではの仕掛け
会場に着くと、スクリーンにイベント用アカウントが表示されていました。
イベント中ツイッターを使って参加者と遊ぶので、専用アカウント(@bandb1106)をフォローしておくようにとのこと。すごい!早速ツイッタラーっぽい!
本日はイベントにお越しくださりありがとうございます!せっかくなのでツイッターを使って楽しく過ごしてくださいね。アンケートにお答えいただけると泣いて喜びます! #ツイ対談 https://t.co/pZ2FbnUwEd pic.twitter.com/sFef1FHBBC
— 11/6 B&Bツイッタートーク (@bandb1106) 2015, 11月 5
なおイベント中はアンケート機能を使って参加者に投票を行ったり、質問をリプライで受け付けたりしていました。
カツセさん曰く「ツイッタラーはこういう場で挙手するの嫌いだから」。ば、バレてる・・・
1.どっちかって言うと、どっちを見に来た?
— 11/6 B&Bツイッタートーク (@bandb1106) 2015, 11月 5
さすがアルファツイッタラー、実装されて日が浅いアンケート機能をイベント進行に活用。
いわばツイッタラーのオフ会
いよいよイベントスタート。カツセさんとさえりさんが登場しました。
初めて生で見たさえりさん、(失礼ながら)めちゃくちゃ可愛い。ツイッターや記事で写真を拝見した限りではシュッとした美人系な方かと思っていたのですが、実際のご本人は声も仕草もふんわりした可愛らしい方で、まずそのギャップにやられました。まわりの参加者も小声で「さえりさんめっちゃ可愛い」と話していました。
一方のカツセさん、喋りがうますぎる。普段から「小ネタを挟まずにはいられない人なんだな」とは思っていましたが、この日は特にキレっキレでした。カツセさんの「今日はツイッター好きのみなさんが集まってきているので、いわばツイッタラーのオフ会みたいなものだと思ってます。イベント中はハッシュタグつけてどんどん呟いてください。正直この会場は盛り上がらなくても良いので、タイムラインだけはめっちゃ盛り上げてください」という言葉に、会場は安堵(?)の笑い。
でも、思い返せばこの瞬間がこの日の空気感を決定していたんですよね。これ以降、登壇者の2人はツイッターを見ながら話をする、参加者は2人の話を聞きながらツイッターをするというなんとも言えない空間に。家か!
さてここからは、ツイッターイベントのレポらしくハッシュタグ「#ツイ対談」に沿ってまとめていきたいと思います。
自己紹介
まずはお2人による自己紹介。好きなものや現在に至るまでの経歴、フォロワー数やいいね数といったツイッターにまつわる情報が公開されました。
カツセマサヒコの自己紹介。趣味はスマホの充電。好きなタイプは依存してくれる人。ツイッター歴は5年だそうです。 #ツイ対談
— 杉山 大祐@スプラトゥーン (@doku_sho) 2015, 11月 6
さえりさんの自己紹介。趣味は寝る・つくる。好きなタイプは177cm〜(絶対条件!)。ツイッター歴はカツセさんと同じで5年。 #ツイ対談
— 杉山 大祐@スプラトゥーン (@doku_sho) 2015, 11月 6
さえりさんのお話でとても共感したのが、「鬱々としている時ほど、創作意欲が溢れてくる」という主旨のお話。不安・不満を承認欲求に、承認欲求を創作意欲に変換することができる粘り強さはクリエイターの長所だと思います。
ちなみにここで、このイベントの象徴的なできごとが。
カツセさん!暑い!笑。 空調管理を˚‧·(´ฅωฅ`)‧º· #ツイ対談
— くろださん (@cytherlis) 2015, 11月 6
このツイートを見て、早速ツイッターのアンケート機能を活用。
暑いひと!
— 11/6 B&Bツイッタートーク (@bandb1106) 2015, 11月 6
「暑い」と答えた人の方が多かったということで、カツセさんが空調の調整を指示。なんという回りくどさでしょうか。
その後も参加者のツイートに答える形で話をしたり、まさにネットとリアルが混在しているような空間でした。
登壇者とお客さんが、Twitterのアンケート機能を通じてリアルタイムにコミュニケーションするって、斬新。(いま会場が暑いかどうかですら!) #ツイ対談
— snview (@snview) 2015, 11月 6
なんでツイッターやってんの?
ようやく本題!
フォロワー数16,000人以上を誇るカツセさんがツイッターを続けている原動力についてのお話です。
カツセさん「twitterをやるのはそこにフォロワーがいるから」#ツイ対談
— セブヤン (@sebu_yan) 2015, 11月 6
(ここで会場、失笑)
カツセさんにとってツイッターはコミュニケーションツールなので「常に相手の存在を意識してやっているよ!」という意味からの発言だそうですが、さえりさんと参加者(つまりカツセさん以外全員)は引き気味でした。笑
あと「サカイエヒタさん(@_ehita_)の活躍を見てツイッターを本格的に頑張ろうと思った」みたいなお話もあったような気がするのですがあまり覚えていません(↑に全て持っていかれました)。
ツイッターやってて、いいことあった?
カツセさんはリアルと連動した出来事について、印象的だったエピソードを紹介。終電が止まってしまい帰宅難民になった時、ツイッターで助けを求めたら「車で迎えに行きます」というリプライがあり、なんと本当に車で家まで送ってもらったそう。すごい!でもちょっと怖い!
一方のさえりさんの回答は、「何かをやりたい時、助けてくれる人がいる」こと。
さえりさんは以前ヒッチハイクをしようとした時、「ヒッチハイクをしたいのだけど、どうすればいいのかわからない」というツイートをした所「まずは看板を作りましょう」「次は○○に行きましょう」とヒッチハイクのやり方をレクチャーするリプライが来たとのこと(すごいけどなんか笑ってしまった)。
結果的にヒッチハイクは失敗に終わったものの、このできごとでツイッターの力を実感したそうです。今でも何か困ったことがあると、ツイッターで助けを求めているとか。
個人的に「すごいな!」と思ったのは、2人とも共通して「ほしい物を呟いたらフォロワーから送られてきた」という経験をしていたこと。何それずるい。
ちなみにその頃の私↓
TL追ってたら気になってた話聞き逃すって本末転倒 #ツイ対談
— ひーこ (@hi_ko1208) 2015, 11月 6
まさかのトレンド入り
イベントも後半戦に入ろうという所で、なんとハッシュタグ「#ツイ対談」がトレンド入り!
すげートレンド入り! #ツイ対談 pic.twitter.com/4eVjwtAexq
— 疫病型ふらん@11/6~7東京 (@ui184) 2015, 11月 6
思わず会場拍手。というかみんなイベント中にどんだけツイッターしてるんだ
(盛り上がれば盛り上がるほど下を向く人が増える) #ツイ対談
— 梅田カズヒコ(プレスラボ) (@umeda_kazuhiko) 2015, 11月 6
生で妄想ツイート!
まさかのトレンド入りに興奮冷めやらぬ雰囲気のまま、最後の企画が始まりました。
カツセさんとさえりさんの十八番、「妄想ツイート」をお題に沿ってその場で考えるというものです。
参加者によるリクエストで決定したお題は「靴ひも」。参加者も妄想にチャレンジし、会場は静寂に包まれました。
もくもく #靴ひも ツイート作成中。 #ツイ対談 pic.twitter.com/OxtoDTdT72
— コトネンター (@calt5102) 2015, 11月 6
登壇者と客がみな無言でお題ツイート作成するイベント。 #ツイ対談
— 煤渡(ススワタリ) (@suswatari88) 2015, 11月 6
静かすぎてくしゃみしたいけど我慢してる。つらい。 #ツイ対談
— らんか (@trnkxoxo) 2015, 11月 6
頭を抱えるカツセさんに対して、ニヤニヤしちゃうさえりさん♡ #ツイ対談 pic.twitter.com/yqQyNdeSFR
— くろださん (@cytherlis) 2015, 11月 6
靴ひも結んであげるのと解かれるのどっちがいいかなーって考え続けてる #ツイ対談
— コトネンター (@calt5102) 2015, 11月 6
10分程でさえりさんが、やや遅れてカツセさんも完成しました。
お2人の考えた妄想ツイートがこちらです!
好きな人とデートしてたらその子の靴ひもがほどけてて、「あ、靴ひも」って言ったら「あ、うん、オシャレでしょ?」っておどけて笑うから、「はいはい」って言いながら結んであげたら髪をクシャってやられて、「髪、やわらかい」って言われてそのままキスするやつ。#ツイ対談
— カツセマサヒコ (@katsuse_m) 2015, 11月 6
彼と歩いてたら靴ひもが解けてしまったのでしゃがみこんで結んでいたのだけど、意外と時間がかかってしまい、もう先を歩いているかなと思って顔を上げたら、まだ一歩先にたってて「ん」って微笑んで手を伸ばしてくれて。その瞬間「この人と結婚しよう」って決めましたって結婚報告する予定 #ツイ対談
— さえりさん (@N908Sa) 2015, 11月 6
どちらも素晴らしく胸キュンなツイートなんですが、なんだろう、これをつぶやいたばかりの人達の顔を見るのが正直恥ずかしい・・・。
ツイバトル! #ツイ対談 pic.twitter.com/jCUfdnsn0U
— Masaki✎Matsuzawa (@Masaki_RR) 2015, 11月 6
さいごに!
私もツイッターをやっている者として「フォロワー増やしたいなあ、いいねとRTほしいなあ」という思いは正直ちょこっとあります。ただおそらく、それを狙ってツイートをするだけでは限度があって。
月並みですが、最後にはやっぱり「どれだけツイッターを楽しんでいるか」が大きいのかなと思います。「楽しんでいる人しか出せない面白さ」というものは確実に存在して、それは計算では絶対に作れません。
ツイッターは徐々に下火になっていると言われていますが、まだまだ力を持っていると私は信じています。140文字という字数制限とか、ハッシュタグで大喜利ごっこができる所とか、本当に日本人と親和性の高いSNSですよね。個人的にはふぁぼが「いいね」になったことや、巷でささやかれている字数制限の廃止計画あたりはちょっと寂しいですが・・・。
またいつか、コアなツイッタラーで集まってみんなでツイッターしたい!
カツセさん、さえりさん、楽しいイベントを本当にありがとうございました!