午前2時に書くブログ

大人になりたいようななりたくないような、誰かとお話したいようなしたくないような、あの感性を大事に。

『僕らがツイッターをやる理由』参加レポ

 

先日編集大学生のレポを公開したばかりですが、またまたイベントレポです。

11/6に下北沢B&Bで行われた、『僕らがツイッターをやる理由』というイベントに参加してきました!

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こちら、最近ツイッターで若者を中心に人気急上昇中のカツセマサヒコさん(@katsuse_m)とさえりさん(@N908Saによる対談イベントです。

 

どちらも妄想ツイートが人気ということで、「2人ともフォローしてるよ!」って人も多いはず。そんな2人が、あの下北沢B&Bで(ツイッタラーはみんなB&Bが大好き)、一緒にイベントをやるなんてもう胸が熱くなるしかないです。

 

あと個人的にカツセさんはインターン先の社員さんでもあるので、「人前で喋る勉強になれば」という社会科見学的な意味合いもありました。

 

 

ちなみにイベントの概要はこちらが参考になるかと思います。

 

bookandbeer.com

 

ツイッターイベントならではの仕掛け

会場に着くと、スクリーンにイベント用アカウントが表示されていました。

イベント中ツイッターを使って参加者と遊ぶので、専用アカウント(@bandb1106)をフォローしておくようにとのこと。すごい!早速ツイッタラーっぽい!

 

なおイベント中はアンケート機能を使って参加者に投票を行ったり、質問をリプライで受け付けたりしていました。

カツセさん曰く「ツイッタラーはこういう場で挙手するの嫌いだから」。ば、バレてる・・・

 

 さすがアルファツイッタラー、実装されて日が浅いアンケート機能をイベント進行に活用。

(アルファツイッタラー=要するにすごいツイッタラー)

 

いわばツイッタラーのオフ会

いよいよイベントスタート。カツセさんとさえりさんが登場しました。

初めて生で見たさえりさん、(失礼ながら)めちゃくちゃ可愛い。ツイッターや記事で写真を拝見した限りではシュッとした美人系な方かと思っていたのですが、実際のご本人は声も仕草もふんわりした可愛らしい方で、まずそのギャップにやられました。まわりの参加者も小声で「さえりさんめっちゃ可愛い」と話していました。

 

一方のカツセさん、喋りがうますぎる。普段から「小ネタを挟まずにはいられない人なんだな」とは思っていましたが、この日は特にキレっキレでした。カツセさんの「今日はツイッター好きのみなさんが集まってきているので、いわばツイッタラーのオフ会みたいなものだと思ってます。イベント中はハッシュタグつけてどんどん呟いてください。正直この会場は盛り上がらなくても良いので、タイムラインだけはめっちゃ盛り上げてください」という言葉に、会場は安堵(?)の笑い。

 

でも、思い返せばこの瞬間がこの日の空気感を決定していたんですよね。これ以降、登壇者の2人はツイッターを見ながら話をする、参加者は2人の話を聞きながらツイッターをするというなんとも言えない空間に。家か!

 

 

さてここからは、ツイッターイベントのレポらしくハッシュタグ#ツイ対談」に沿ってまとめていきたいと思います。

 

自己紹介

まずはお2人による自己紹介。好きなものや現在に至るまでの経歴、フォロワー数やいいね数といったツイッターにまつわる情報が公開されました。

 

 

さえりさんのお話でとても共感したのが、「鬱々としている時ほど、創作意欲が溢れてくる」という主旨のお話。不安・不満を承認欲求に、承認欲求を創作意欲に変換することができる粘り強さはクリエイターの長所だと思います。

 

ちなみにここで、このイベントの象徴的なできごとが。

 

 このツイートを見て、早速ツイッターのアンケート機能を活用。

 

 

「暑い」と答えた人の方が多かったということで、カツセさんが空調の調整を指示。なんという回りくどさでしょうか。

その後も参加者のツイートに答える形で話をしたり、まさにネットとリアルが混在しているような空間でした。

 

なんでツイッターやってんの?

ようやく本題!

フォロワー数16,000人以上を誇るカツセさんがツイッターを続けている原動力についてのお話です。

 

(ここで会場、失笑)

カツセさんにとってツイッターはコミュニケーションツールなので「常に相手の存在を意識してやっているよ!」という意味からの発言だそうですが、さえりさんと参加者(つまりカツセさん以外全員)は引き気味でした。笑

あと「サカイエヒタさん(@_ehita_)の活躍を見てツイッターを本格的に頑張ろうと思った」みたいなお話もあったような気がするのですがあまり覚えていません(↑に全て持っていかれました)。

 

ツイッターやってて、いいことあった?

カツセさんはリアルと連動した出来事について、印象的だったエピソードを紹介。終電が止まってしまい帰宅難民になった時、ツイッターで助けを求めたら「車で迎えに行きます」というリプライがあり、なんと本当に車で家まで送ってもらったそう。すごい!でもちょっと怖い!

  

一方のさえりさんの回答は、「何かをやりたい時、助けてくれる人がいる」こと。

さえりさんは以前ヒッチハイクをしようとした時、「ヒッチハイクをしたいのだけど、どうすればいいのかわからない」というツイートをした所「まずは看板を作りましょう」「次は○○に行きましょう」とヒッチハイクのやり方をレクチャーするリプライが来たとのこと(すごいけどなんか笑ってしまった)。

結果的にヒッチハイクは失敗に終わったものの、このできごとでツイッターの力を実感したそうです。今でも何か困ったことがあると、ツイッターで助けを求めているとか。

 

個人的に「すごいな!」と思ったのは、2人とも共通して「ほしい物を呟いたらフォロワーから送られてきた」という経験をしていたこと。何それずるい。

 

 

ちなみにその頃の私↓

 

まさかのトレンド入り

イベントも後半戦に入ろうという所で、なんとハッシュタグ#ツイ対談」がトレンド入り!

 

思わず会場拍手。というかみんなイベント中にどんだけツイッターしてるんだ

 

 

 

生で妄想ツイート!

まさかのトレンド入りに興奮冷めやらぬ雰囲気のまま、最後の企画が始まりました。

カツセさんとさえりさんの十八番、「妄想ツイート」をお題に沿ってその場で考えるというものです。

 

参加者によるリクエストで決定したお題は「靴ひも」。参加者も妄想にチャレンジし、会場は静寂に包まれました。

 

10分程でさえりさんが、やや遅れてカツセさんも完成しました。

お2人の考えた妄想ツイートがこちらです!

 

 どちらも素晴らしく胸キュンなツイートなんですが、なんだろう、これをつぶやいたばかりの人達の顔を見るのが正直恥ずかしい・・・。

 

 

さいごに!

私もツイッターをやっている者として「フォロワー増やしたいなあ、いいねとRTほしいなあ」という思いは正直ちょこっとあります。ただおそらく、それを狙ってツイートをするだけでは限度があって。

月並みですが、最後にはやっぱり「どれだけツイッターを楽しんでいるか」が大きいのかなと思います。「楽しんでいる人しか出せない面白さ」というものは確実に存在して、それは計算では絶対に作れません。

 

ツイッターは徐々に下火になっていると言われていますが、まだまだ力を持っていると私は信じています。140文字という字数制限とか、ハッシュタグ大喜利ごっこができる所とか、本当に日本人と親和性の高いSNSですよね。個人的にはふぁぼが「いいね」になったことや、巷でささやかれている字数制限の廃止計画あたりはちょっと寂しいですが・・・。

またいつか、コアなツイッタラーで集まってみんなでツイッターしたい!

 

カツセさん、さえりさん、楽しいイベントを本当にありがとうございました!