イラストのオーダーメイドマーケット「SKIMA」を使ってアイコンを書いてもらった
こんにちは。今回は元気な方のひーこです。
先日「SKIMA」というサービスを使って、ネットで絵を書いている方にアイコンを作っていただきました!
今回は「SKIMAってどんなサービス?」という所から、実際の取引の流れや価格帯などを紹介していきます!
目次
・私がSKIMAを知った経緯
・SKIMAとは? ←ここから読んでも大丈夫!
・発注から納品までの流れ
・注意点と価格帯
・最後に
私がSKIMAを知った経緯
Twitterのアイコンを、従来の写真からイラストに変えたいと考えていました。
私自身を表すアイコンになるようなキャラクターがほしくて。
日々TLに素敵な絵が流れてくるので「ぜひそういう人にお金を払って書いてほしい」と思っていたのですが、それが現実的な方法なのかわからず……
そこでフリーランスのイラストレーター数人にリサーチしてみた所「いきなり知らない個人から依頼もらっても正直怖い」「アイコンだけだと単価が低いから、絵を仕事にしている人は受けづらい」とのこと。
そうだよなあ。でも学生さんとか本業と別でイラストを書いてる人とかで、絶対そういうのやりたい人っていそうだけどなあ。
そう思いながらTwitterの海を泳ぎ回っていた時に見つけたのが、YuccAさんでした。
黒いワンピースほしい pic.twitter.com/vdMME9jPW7
— YuccA➷実は多忙系ポケモン (@xYuccAx) 2018年1月14日
フォロワー様6000人超えの感謝の気持ちを込めまして!ロック画面用の壁紙を作りましたー!!サイズはiPhone用になっております!が、解像度大きめに作ってあるので自作発言だけ控えてくださればトリミングしてアイコンにしたりヘッダーにしたりと好きに使ってくださって大丈夫です◎ pic.twitter.com/132jG7QG1j
— YuccA➷実は多忙系ポケモン (@xYuccAx) 2017年11月29日
もう、色味とか線の質感とか本当に好みで。「この人に書いてほしい!!!!!」って思って。
そうしたらプロフィール欄にSKIMAのリンクがあったんです。
SKIMAとは?
COMMISSION(コミッション)とは、イラストを個人に有料で依頼する海外の文化です。
全てのイラストにその価値があり、そのイラストを必要としている人がいます。
SKIMAは日本でもこの文化を広めることを一つの目標にしています。
スキマ - イラストのオーダーメイドマーケット- SKIMA より引用
ちなみにSKIMAがテーマにしている「コミッション」という海外の文化は、2016年に話題になっていました。
どこかで読んだけど海外だと絵をプレゼントしたりすると「ありがとう!いくら?」とか「お金払うから私にも描いて!」とか個人間でもよくある事なんだそう
— 大剛院ともみ(熱湯) (@netto_hwt) 2016年3月30日
サイト名からしてスキマだからそういった所を狙っているのかなと思いました https://t.co/LjXetHLY8A
SKIMAが目指しているのは「スキルのフリーマーケット」。
pixivで企業が個人に仕事を依頼する流れはありましたが、こちらは下記が特徴的です。
・個人が個人に依頼できる
・制作者は、有償を前提に出展している
・オーダーからやり取り、納品、決済まで全てSKIMA上で完結する
なおサイト内では「似顔絵」「イラスト」「デザイン・編集」「その他」「文章」「専用出品」「グッズ」が大分類のカテゴリーとして用意されています。
厳密にイラストのみというわけではなく、クリエイティブスキルを広めに扱っているんですね。
※専用出品は受注者を限定した専用ページ。正式依頼に使われます(後述)
発注から納品までの流れ
基本的な流れは下記になります。
※「受」=受注者、「発」=発注者
スキルの出品(受)
↓
購入申請(発)
↓
申請の承認(受)
↓
支払い(発)
↓※料金預かり(SKIMA)
納品(受)
↓
取引完了 ※受注者への料金支払い(SKIMA)
【1】早速依頼してみる
仕様上「依頼する」ボタンから即依頼することもできますが、事前にメッセージで内容、納期、金額等をすり合わせておくのが通例のよう。
私もYuccAさんにこのような文章を送りました。
↑これで半分くらいです。コミュ障のメールは長い
すると、30分もたたないうちにお返事がありました。
そして納期や値段のすり合わせ。今回はYuccA様がアイコンの基本価格として設定している3,000円でお願いできることになりました。
↑テキストベースなのでふわっとした依頼にはなりますが、イラストレーターのセンスを信じるのも醍醐味かなと思います
【2】正式依頼、そして納品まで
納品日時や金額が確定した段階で、私の専用ページなるものを作って下さいました。
右の「購入申請」ボタンから、メッセージでやり取りをしていた内容に沿って正式発注をします。
1/14の深夜に固まった方向性でラフが上がってきたのが15日の夜。仕事が早すぎるぞ。
↑「ヘッドホンの方がいいかもよ」という提案までしてくれた
そして18日の夜、完成データをいただきました。
「今ならまだ微調整できるよ」とサービスなお申し出もいただきましたが、すでに申し分ないクオリティだったのでこちらで納品としていただきました。
▼完成したイラストがこちら
↑全てオーダー通りかつ私が好きだった色味もしっかり出てる。あなたが神か……
※無断転載・配布は禁止です
本データを受け取って、契約自体は完了!
最後に相手の評価を記入して、終わりです。
注意点と価格帯
【注意点】
①年齢制限系イラストに注意してください
2015年8月にオープンしたこちらのサイト。
現状は年齢制限がかかるようなイラストやグロ系のものとの住み分けがなされていないので、閲覧時は注意してください。
②顔の見えない相手とのやり取りだということを意識してください
「お金の管理をサイトが仲介してくれる」以外は完全に個人同士のやりとりなので、発注側にしろ受注側にしろ、互いに気持ちの良い会話をしようという心がけが重要です。
まったく知らない人とお金の絡むやり取りをする、という点においては多少気を張る必要はあるかと思います。
③決して「アイコンは○○円で書けるものなんだ」と思わないでください
提示の値段で書いてもらえるのは、あくまでイラストレーターが自由に価格設定できるシステムだから。何らかの理由・狙いがあってその値段になっています。
「他の人は安いのに!」「この前は2,000円で書いてくれたのに!」「趣味でやってるのにお金取るの?」と考えるタイプの人は、おそらくSKIMAとはちょっと相性が悪いと思います。
むしろ「すてきな絵を書いてくれる人には対価を払いたいよ!」と思う人にこそ、ピッタリなサービスです!
【サイズごとのざっくり価格帯】
アイコン:1,000円〜4,000円
一枚絵(背景なし):2,000円〜5,000円
一枚絵(背景あり):3,000円〜15,000円
※個人が自由に価格設定できるため、実際はもっとバラつきがあります。
個人的にはかかっている工数やクオリティを見ると「安すぎるのでは……!?」と不安になりますね。。
チップ制度もあるので、特に応援したいイラストレーターさんには追加のお金を支払うことができます。
【ちなみに、こんな使い方も】
最後に
「この人の絵好きだな」と感じた人に、自分のための絵を書いてもらえる。これ、正直想像している以上に嬉しいです……!
記事化を快諾してくださったYuccA様、本当にありがとうございました!
※ちなみに納品完了後にお願いしたので、ご紹介したメッセージのやり取りは全て、記事化を想定したものではありません。
\フォロワー7,000人おめでとうございます!!!/
ウワアアアアアアァァァァァァ7000人ありがとうございまーーーーーーーす!!!!!!!!!ちょうど白魔道士まっふ完成したのでお祝いイラストです!!!!!!数に見合う人間になれるよう頑張りまスァッ!!!!!! pic.twitter.com/MNYgEVYqUQ
— YuccA➷実は多忙系ポケモン (@xYuccAx) 2018年1月19日
今日のおすすめ
※VOCALOIDなので、機械声苦手な方はご注意。